11月/防災グッズでキャンプごっこを

 第38回龍の子運動会へのご参加、ご協力に感謝申し上げます。体育館がこの時期だと平日しかとることができず平日開催となったことをお詫びします。ただ小中学校の運動会が天候のために何回も順延を繰り返していることを考えると天候に左右されない体育館開催が条件的に恵まれていることをご理解ください。
 1学期の猛暑、2学期の残暑と天候不順を考慮し、子ども達が無理なく運動会練習に取り組めるように時間を含めた内容も大幅に見直しました。京都府高校野球連盟が府予選を猛暑対策としてナイター開催しました。「事故があってからでは遅い」これは子どもを預かる立場としていつでも心得ておかなければいけないことです。子どもの安全を確保した中で、意欲的にどう取り組むかが大切です。
 猛暑、豪雨などの異常気象、台風の襲来などは温暖化現象に原因があり、「今年が特別…」ではなく、毎年の問題になる可能性があります。またそうなっても良いように対策を立てておかなければなりません。園行事の見直しがあることもご理解ください。
 台風24号は静岡県内に大きな被害を及ぼしましたね。幸い龍の子幼稚園に於いては園内の被害も、停電や断水もなく、10月1日(月)の台風直後から平常に園を開園することができました。市内の小中学校や公立幼稚園のほとんどが休校・休園だったと聞きました。その日は私立幼稚園協会の園長会でしたが、通常に園を開いたのは龍の子以外はほとんどありませんでした。園長会は掛川で行ないましたが、その帰り道、掛川~袋井~磐田までほとんどの家に電気が点いてなく真っ暗でした。異様な光景にすこし恐怖も感じました。そして電気のありがた味も改めて痛感しました。
 磐田市内では3日間くらい停電が続いたお宅もあったとか、幼稚園でも、携帯電話の充電や飲料水を希望する方に提供しました。東南海地震のための危機管理が叫ばれて久しいのですが、最近は少しマンネリ化していたように感じます。そんな時に停電は、模擬災害の教訓になったのではと思います。何を備えておいた方が良いかなどが良く分かりましたね。ただキャンプなどを良く行なうアウトドア派の方は、「停電になっても、困ることはなかった」と言っています。少なくともランタンなどの灯りに加え、カセットコンロにアルファ米などの非常食と飲料は最低限用意しておいた方が良いことは実感できました。そんなことを考えると時々はそれを使用した家の中でのキャンプごっこなどをしてみるのも良いかもしれませんね。
 ホームページで活躍している卒園生を紹介しています。第22期生陸来(りっく・大4)くんは幼稚園の時からやっていた自転車競技で大学三冠になり、卒業後は競輪学校に入ってプロ選手を目指します。第26期生美緒(高3)さんは県アマチュアゴルフ選手権に優勝、やはりプロ選手を目指すそうです。第28期生智也(高1)くんは日本人初の9秒台を記録した桐生選手の母校で、超進学校でもある京都洛南高に入学しました。先日の大会で10’53という桐生選手の同時期に匹敵する記録を出しました。また第19期生沙織さんはSBSアナウンサーとしてテレビで活躍中です。卒園生の今後の活躍に注目すると共に龍の子OBとして皆さんも応援してください。