大切な証書

 卒園式が終わり、数日が経ちました。
春休みの楽しさと小学校への期待、龍の子のお友達との遊ぶ約束がまだ続いているこの時期、子どもたちはどんな気持ちで過ごしているのかな?、と毎日注意深く見ているところです。
 T男は、飾ってある証書ホルダー(はかせ号と卒園証書)を毎日必ず手に取り、開いては、閉じ、あの卒園式の壇上で先生方に教えて頂いた通りの開き方・閉じ方を丁寧に再現しては、満足気に眺めています。夜になり、「あっ、今日触るの忘れた!」と言って手に取り、必ず胸の前で開いてポーズ。愛おしそうに証書を扱っています。
 賞状や証書は、形だけの紙のように大人は思いがちですが、この龍の子のはかせ号・卒園証書は、泰都にとって『龍の子の思い出そのもの』大切な大切な宝物となりました。中に書かれた先生からのコメントは、親にとっても大切な宝。子どもの成長を実感し達成感あるものでした。
 そしてアルバムは、写真を見入り、何かを思い出している泰都。何度も何度も見て、楽しい思い出や小さかったすみれ、れんげのことをクスクス笑いながら楽しんでいる様子。
 自分だけのこんな素敵なアルバムは一生に何度手に出来るだろう。どんなおもちゃや本やゲームより楽しめる思い出いっぱい友達いっぱいのアルバムを毎日毎日見て笑って過ごすこの春休みはポカポカ温かです。親も子も幸せな春休みです。先生方、ありがとうございました。