食べることは学ぶ場

 

年長児『手作り弁当』

 昨日は、年長・年中児にとって本年度初めての『手作り弁当の日』でした。朝から昼食時間が楽しみな様子。「今日ね〜、自分でおかずぎゅうぎゅうにいっぱい入れてきた〜。」「早起きして、自分でお弁当を作ってきたよ。ママにちょっとだけ手伝ってもらったけどね〜。」「おにぎり三角に握れた〜♪」「今日、2段弁当だに〜♪」それぞれに、自分で挑戦したことやお家の人と取り組んで嬉しかったことを次々とお話ししてくれる子ども達の姿がありました。保護者の方は、前日や朝の忙しい時間にお子さんを台所に立つ機会、どこか一部分でも関われるようにと時間を作ってくださっていること、本当にありがとうございます。メニュー決め・食材の買い出し・調理・片付け・食事と、これらのことで親子でたくさん会話ができますね。その会話や関わりが親子の『絆』となっていきますね。

 以前、食育の講演会で吉田隆子先生のお話しを聴講した時に、「子どもがワクワクする場所は台所。料理をする人の姿を見ることでお手伝いをしたくなる。だから台所に立たせてあげ、お手伝いをする経験をさせてあげることが大切。生活の営み全てを子どもと共にやっていく。それが『食育』そのものである。また、そのような経験によって、心も体もバランスのとれた健やかな『生きる力』を持った逞しい子に育っていく。」とおっしゃていました。『食』に関わることは、子ども達の育ちに大切な根っこの部分になると感じます。

ピカピカにぜ〜んぶ食べちゃったよ♪

 

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