先日の奈須先生の講義の中に「マシュマロ・テスト」という説明がありました。4歳児に、おやつにマシュマロを出しますが、「今食べれば1個だけど、お母さんが帰ってくるまで(15分)待っていられたら、もう1個あげるよ」と提案します。1/3の子どもが待っていられるそうです。その後も追跡調査を続けると待っていられた子の成績が跳びぬけて高い事が分かりました。
食べたいのに我慢出来たのは何故か?①2つ食べられるというイメージが明確に出来る。②我慢するという自己コントロールが出来る。
幼児期で出来た自制心は、その後も持続する。そして4歳時点の結果が大学進学適正検査のスコアを予測出来る。という驚きの結果です。ちなみに我慢出来た子は、出来なかった子より100点以上テスト結果が良かったそうです。「お菓子がまん週間」に対する取り組み方の参考になりますね。
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