子育てかわらばん(園長の投稿集)

道しるべ 〜子育て編〜

園長著書「道しるべ」第3段刊行間近 一部順次UP予定 

 目次

子の電話対応 成長の一助に
新聞の記事を家族の話題に
子に尊敬され 頼れる父親に
心に余裕持ち 子供に接して
母親に助成金 産休制整備も
乳幼児の成長促す8時就寝
ランドセル選び 見た目より機能
子供に合った幼稚園選びを
「ハイハイ」が乳児には必要
活気ある社会にならない
不安超越する子育ての喜び
母親の存在を感じていたい
保育料無償で若年層支援を
少子化防止は一家だんらん
親の愛情不足 感覚にも影響大
家族の愛情が分かる子供に
つめをかむ娘
子の感情制御に 多彩な経験必要
子供に愛注ぎ いじめを根絶
下校時の児童 地域で守ろう
ゆとりもって 子供に接して
良質な睡眠で子供の心安定
幼児期の体験 子供には重要
トイレの訓練 昔風順踏んで
携帯ではなく 目見て授乳を
子供のしつけ 機械に頼るな
生活習慣正し 熱中症を予防
子供のネット規制と対策を
「できない」時 強い絆育んで
病児保育拡充 再考必要では
ヘルメットで注意力欠如も
水怖がる子に対策あれこれ
夫婦取り持つ子どもの一言
幼児期の成長 トラブルは糧
大汗かく経験 幼児期に必要
ママのおんぶ 感受性を育む
現代っ子の指 弱さ気になる
質の良い睡眠 子どもに重要
外での遊びは子どもを磨く
幼稚園の準備 自分でやろう
子育て中スマホは注意
製品の危険対策は目線低く
心地良い音楽 子どもも理解
子の紙おむつ外す努力を
幼児と一緒に手遊び楽しむ
動物との触れ合い、心は育つ
子どもに多様な体験を
子どもの栄養 食事から
子の問題 自分で考えさせて
抱っこで子どもに愛情
イヤイヤ期 成長の過程
子育てのQ&A本出版
園外保育学ぶこと多い
園長ブログこれからも
入園式泣き虫こそ成長
子どもを通じ交友広がる

 

子の電話対応 成長の一助

 入園に関する問い合わせが出始める時期になりました。その際、連絡先を伺うと携帯電話の番号を答える方がいます。「念のため、ご自宅の電話も教えていただけますか?」と言うと「持っていません」。確かに携帯は手軽で便利で、連絡には事足りるでしょう。しかし、子育て中の方は固定電話の必要性を少し考えていただきたいと思います。
 子どもは「見て、聞いて、経験したこと」が生活習慣としてインプットされます。自宅にかかってきた電話を誰あてかも分からず「もしもし○○です」とドキドキしながら受ける経験を積み、自然に電話の受け答えができるようになるのではないでしょうか。娘が3歳の時、電話に出て「もしもし座光寺です」と対応して後、「そんな人いません」と切ってしまいました。誰への電話か尋ねると「エンチョー先生いますか、だって。そんな人いないよね」。私のことなんだよと言うと「えっ、そうなんだ」と、とても困った様子でした。でも、こうした経験を繰り返して、子どもは成長していくのです。
 今の中高生は、固定電話を家電(イエデン)と呼び、家の人が出たらどう話して良いかわからないからかけないといいます。小さい頃から自然に電話の応対ができるようにすることは、大切だと思います。

※固定電話を持たない若い世帯は増加の一途です。経済的負担は理解出来ますが、子どもの時に電話の受け答えをしておくことは、電話の対応が好きになるか、嫌いになるかくらい大きな問題です。子どもの時の経験は、一生の財産になります。

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新聞の記事を家族の話題に

 この投稿欄を楽しみに読んでいます。最近は中高生の投稿でとてもしっかりした意見が多く、感激しています。
 しかし、中高生の新聞への関心度は全く二極化していると聞きます。毎日必ず社会面を読み、投稿までする子もいれば、全く新聞に目を通さない子もかなりの数いるそうです。情報を得る機会が多用な現代ですので、いつでも必要な情報を得られるからと安易に考えているように思います。現在の社会情勢を理解していないと、社会人になってから本当に苦労します。    
 情報源が新聞くらいしかなかった私たちの少年時代は皆、テレビ欄から始まり、スポーツ欄、社会面へと少しずつ読むページがステップアップしていったものです。
 新聞は事実を伝えるだけでなく、その背景や影響も伝えてくれます。興味深い記事だけをじっくり読めるのも魅力です。さらに新聞各社による論評に違いがあるところは、とても面白いです。子どもを持つ家庭は、大人が率先して新聞を読む姿を見せるのが、新聞に興味を持たせるために大切なことだと思います。
 インターネットの普及により新聞を購読しない家庭が増えたと聞きますが、朝刊の記事を家族で話題にすれば、コミュニケーション不足解消にもなり、家族間で共通認識を持つことにもなります。

※新聞購読率がどんどん低下しているそうです。ネットで情報を得られるといいますが、ネットは関心の高い項目から配列されます。どんな事柄が重要かは分かりません。朝、親が新聞を読んでいる姿を子どもに見せることが「朝は新聞を読むもの」という前頭葉への刷り込みになります。新聞記事を家族の話題にすることで、社会情勢やニュースを小さい頃より聞いていることになり、大きな財産になります。

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>子供に合った幼稚園選びを

 不況により企業の赤字決算や人員削減など暗い話題ばかりの毎日ですが、文科省より少しうれしい報告がありました。       
 来年度の就園奨励費(公立幼稚園に比べ保育料の高い私立幼稚園に通う家庭への国と市町村からの補助金)がアップしました。第一子の給付額は月約5千2百円と微増ですが、第二子は月約1万5千円。そして第三子は、月約2万4千5百円と大幅アップになりました。第三子の額だと自園の場合では保育料に給食費を含めても無料になります。制限(所得と第三子)があり、一部の家庭ではありますが、政府が以前より掲げていた幼児教育の無償化が実現したことになります。
 今は子育てが多様化して大変むずかしい時代で、特徴ある保育を展開している私立幼稚園への希望は多いです。しかし保育料が高いことであきらめる場合が多いのも現実です。現在の不況を考えれば、その考えは一層強くなるでしょう。でも4月からは一部ではありますが、私立の方が公立より保育料が安くなるケースもあるようになりました。
 今後、就園奨励費の給付額が拡大し、公立・私立を問わず、その子あった園選びができるようになれば、安心した子育てができると思います。

※民主党政権になり、大幅に後退した就園奨励費が自民党政権時まで回復しました。さらに幼児教育無償化案も議論されています。幼児教育無償化こそ、大切な子育て支援策です。一刻も早く実現することを祈ります。そしてようやく令和2年10月より無償化が開始されました。長い道程でした。

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良質な睡眠で 子供の心安定

 猛暑で寝苦しい日が続きます。加えて今年はオリンピック開催もあり、夏休みの子供たちの生活リズムが崩れないか心配します。  
 特に睡眠が心配です。睡眠不足だと柔軟な発想が持てなくなったり、イライラしやすくなります。眠っている間に出る成長ホルモンは午後10時~午前2時に多くが分泌されますが、深い眠り(ノンレム睡眠)の時に分泌されますので、就寝時間も重要になります。
 いじめ問題がクローズアップされていますが、訳もなく落ち着かずイライラいている小中高生が増えています。そんな子を見ると睡眠時間は充分かな?就寝時間は何時ごろなのかな?と考えてしまいます。
 夏休み明けに問題行動が多くみられるのは不規則な睡眠と関係があるように思います。質の良い睡眠を取っていれば、問題を未然に防ぐことにつながりると思います。

※睡眠の質がその子の性格まで変えてしまいます。また集中力を伴う学習面に於いても成果を期待することは出来ません。早寝早起き見直しましょう!!

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>水怖がる子に対策あれこれ

 プール遊びの季節になりました。本園では徐々に水に慣れていくように水位15㎝くらいから始めていますが、水を極端に恐がる子が年々増加しています。水に対する経験不足を感じ、原因を調べてみると、次のことが分かりました。
 水で顔を洗わず、ぬれタオルなどで拭いてすませている家庭が多いのです。朝、水で顔を洗うことで目が覚め、スッキリした気分になり、その後は能動的に活動できます。
 次に、シャワーを使用し、浴槽を使わないケースが多いことも分かりました。体の汚れを落とし、きれいにすることだけ考えれば水道料も安上がりで合理的かもしれません。
 しかし浴槽の湯船にゆっくり漬かることは、親子でリラックスできる貴重なひとときなのです。そこで親御さんは、お風呂でいろいろなお話をしてあげてください。そして聞いてあげてください。とても良い親子関係ができると思います。また湯船から出る時は、数え歌を親子で歌ってから出るようにするとさらに楽しくなります。

※湯船に浸からない、シャワーで済ませる若者が多いそうです。子育ても親の都合で簡略化されていることを危惧します。子育てで手間を省いてはいけない部分があるのです。子どもは今経験していることが「自然なこと」と認識していくのです。数多くの事を経験させましょう。

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