中日新聞「発言」(4月4日)に掲載された投稿です。
選抜高校野球大会で常葉大菊川は延長12回タイブレークの末、聖光学園に敗れました。
県大会・東海大会と常葉大菊川の試合を観戦しました。今年のチームも打撃は活発でしたが、投手力を含めた守備はやや弱いかなと感じていました。ところが、甲子園では大村昂輝投手(3年)の巧みな投球術が冴え、鈴木瑠惟内野手(同)らの好守も光りました。児玉一琉外野手(同)のバックホームは見事でした。
延長11回からマウンドに上がった佐藤大介投手(2年)は本園の卒園生です。高校入学早々に手首を負傷し、長期離脱しました。甲子園の延長タイブレークという厳しい状況での公式戦初登板でした。敗れはしましたが、彼のこれまでの頑張りに盛大な拍手を送ります。
顧問=座光寺 明
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