欲求には段階がある

  昨日は、静岡県主催の幼小連携についての研修会に参加しました。小学校と幼稚園が連携・接続を強化する為にはどのような方法があるのだろうか、というような内容でした。小学校の授業に於いて「指示を少なくし、子どもの考える力を増す」という事が提案されていました。
 行きの電車で読んだ本に「マズローの欲求段階説」がありました。人間の第一欲求=生理的欲求(食欲や睡眠欲)、第二欲求=安全の欲求(誰かに守られていたい)、そして第三欲求=所属欲求(どこかに属していたい)。つまり安心基地を確立すれば、幼稚園という集団に入りたくなるのは必然です。しかし安心基地確立の前では、集団にスムーズに入っていく事はむずかしくなります。ちなみに第四欲求=承認の欲求(誰かに認められたい)、第五欲求=自己実現(理想の人物に近づきたい)です。褒めて、認める事で、理想に近づくのですね。

一緒に砂場で遊ぶ年中児と年少児

一緒に砂場で遊ぶ年中児と年少児

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