吉岡たすく先生の思い出

 6/30㈭中日新聞にテレビ静岡の「テレビ寺子屋」が近く放送2000回を迎える、という記事が載っています。テレビ寺子屋といえば児童文学研究家吉岡たすく先生がレギュラー講師として活躍された番組です。吉岡先生は龍の子学園設立の時にも記念講演をして下さいました。それ以前も講演をお願いすると「テレビ寺子屋の収録をその日にあわせます。そうすれば交通費はテレビ静岡持ちになるから…」と毎回配慮して下さいました。「日本中の母親にステキなお母さんになってほしい」「人間の子どもだけが産まれてすぐ歩けないよね、人間は1年自然早産をしているのです。だから1年間はお腹の中にで育てるつもりで関わらなきぁいけないよ」が口癖でした。

 龍の子幼稚園という門札は日本中で本園だけが書いて頂いたものです。また手づくりアルバム表紙の「子どもはみんな伸びる芽をもっている」も吉岡先生の揮毫です。開園に際し、吉岡先生から戴いたお手紙を表装して園長室に飾ってあります。

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