9月 身の回りで起きていることを親子で話題に!

今年も30度を超える猛暑日が続き、皆さん熱中症対策をしながら何とかこの時期を乗り越えた!という感じではないでしょうか。夏の疲れが大人も子どもも溜まっていると思います。疲労回復には、精神を安定させ幸福感を得やすくする精神伝達物質の通称『幸せホルモン』のオキシトシンやセロトニンの分泌によって、緊張緩和・リラックス効果が得られ、自律神経を整える働きがあると言われています。セロトニンは、好きなことや楽しいことをすることで分泌されます。ぜひ、夏の疲れを回復するために、週末は好きなことや楽しいと感じられることをして、大人も子どもも心と体を休養させ、夏の疲れを吹き飛ばしましょう!
さて、今年の春!ひまわり(年長)組の子ども達は『ヒマワリ』、れんげ(年中)組の子ども達は『フウセンカズラ』、すみれ組(年少)の子ども達は『アサガオ』の花の種蒔きをしました。その後、芽が出て少し伸びたところで自宅に持ち帰り、植木鉢やプランター、地植えなど植え替えをして更にグングンと成長するように、家庭でも水やりのお世話をしてくれたことと思います。持ち帰った『ヒマワリ』『フウセンカズラ』『アサガオ』は、お家でお日様パワーと子ども達の愛情いっぱいの水やりのお世話で、グングン成長したでしょうね!どんなお花を咲かせたかな?何色のお花が咲いたかな?既に種とりをした子もいるようです。また様子等をあゆみ(育児記録)にてお知らせください。
今年の夏といえば、やはりオリンピック‼︎8月12日に、パリオリンピックが閉幕しましたね。花の都パリで100年ぶりに開かれたオリンピックでした。17日間に渡って行われたスポーツの祭典はパリから次の2028年開催都市のロサンゼルスにオリンピックの旗を引き継ぐセレモニーが行われ閉幕しました。日本が今大会で獲得した金メダルの数、そしてメダル総数ともに海外で行われたオリンピックでは史上最多更新!17日間たくさんの選手のドラマがありました。どの選手も本当にお疲れ様でした。そしてたくさんの感動をありがとうございました。8月28日から、パリパラリンピックが開幕しました。日本人選手の活躍が楽しみですね。
そして8月15日は、終戦から79年を迎えました。改めて『戦争』そして『平和』について、家族で黙祷をしたり、一緒に絵本などを通して感じたり知るなど、心を寄せ考える…そんな機会として過ごされた方もいらっしゃったのではないかと思います。風化させず、語り繋いでいくことが大切だと感じます。今も戦争をしている国があり、戦争は遠い過去の話ではなく、未だに私たちの近くにあります。
また、8月8日16時43分頃に、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。それに伴う政府としての特別な注意の呼びかけは、心配していた巨大地震は起きることはなく15日の17時をもって終了しました。しかし、大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではないので、日頃から地震への備えは引き続きしていく必要がありますね。ここ数年は地震の他、様々な自然災害も起きています。線状降水帯・台風の影響によって河川の氾濫、土砂崩れなどが発生したり、浸水したりと被害も大きいのが現状です。万が一の時のために、自分の生活する場所や地域にどのような自然災害のリスクがあるか確認をしておくと、どのような備えが必要か見えてきます。何より、常日頃から隣近所の方とのお付き合いはもとより、地域との繋がりや理解し協力し助け合う人と人との繋がりを大切に、コミュニティを作っておくことが大事だと思います。特に、いざという時のことを考えて、半径500メートル以内に頼り合える関係の家を作っておくと安心材料になると思います。園では、2学期登園2日目に保護者の皆さまにもご協力をいただきながら災害時想定の引渡し訓練を実施しました。メール連絡システムを用いての訓練です。また、昼食時にはお味噌汁と備蓄非常食のアルファ米(水を加えて作る)を子ども達と試食もしました。家庭での災害時の避難経路や備えをどんなふうにしているかなど、お子さんとも話してみてくださいね。
8月23日より2学期がスタートしています。登園してきた子ども達は、夏やすみ中の出来事を「テレビでね〜、オリンピック観たよ〜!すごかったね〜‼︎…」「みんなでキャンプしたんだ〜♪…」、と次々と報告してくれました。「お手伝いしたよ〜!お米とぎしてご飯の準備したんだ〜♪」と、お手伝いの話や「お風呂で顔つけ出来たよ〜!目も開けれたんだ〜♪」という頑張りの報告もあり、夏やすみ中の子ども達の成長を感じることができました。始業式で2学期の行事について説明しました。ワクワクした顔を見ると私たちのやる気も倍増です!2学期も子ども達の好奇心探究心を刺激するような環境を整えていってあげたいと思っています。ぜひ、お子さんとも様々な身近な社会の出来事などお家の方が感じたことも含め、親子で話してみてくださいね。お家の方といろいろな話をした経験値が子ども達がその先で経験していくことに繋がり、考え相談したり判断したり行動に移したりすることができるようになっていきますね。