6月安全確認と判断力で危険回避センサーを

♪あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン♪

と、思わず歌い出してしまうこの時期。子ども達は…雨上がりの園庭を元気に駆け回り遊んでいます。園庭の『南の森』の小川の水に青空が映っているのを発見。葉っぱの上にのった雨のしずくを「キラキラしてきれい〜」と目を丸くしてじっと観察。『土遊びエリア』では、土と水の混じり合った感触を足でグニュ〜、手でペタペタと音と共に楽しむ姿があります。雨が降っている間、気持ちがジトジトしてしまいがちですが、雨が上がると、心も天気もスカッとする季節ですね。
 ところで先月ですが、年中児親子を対象に『交通安全教室』を行いました。親子で交通ルールを確認することで、家庭での日常生活・登降園時・園生活内での園外散歩時などの際、周囲の状況に目を配り交通ルールを守り安全に歩くことができるようになることを目的に行いました。交通ルールについて指導員さんからお話を伺い、実際に聞いたことを歩行訓練時に親子で実践しました。
 日常が車での移動が多い生活になっている昨今ですが、子ども達は小学校に通う際は、学校までの道のりを子ども自身で安全確認し状況判断をして、歩いて行きます。就学までに、出来るだけ一緒に歩く経験をしていただきたいと思います。特に、就学前には通学路を一緒に歩き、危険箇所の確認をしておくようにしましょう。親子で交通ルールを確認しながら歩く経験の積み重ねは、とても大切です。見聞き体験の経験値でさまざまなことを身につけていく子ども達です。身近な大人の姿・行動が子ども達にとっては、見本となります。園生活の中でも、交通ルールを確認しながら歩く機会を多く取り入れ、子ども達の経験を増やしていってあげたいと思います。起こりうる危険を知っていれば『危険回避センサー』が敏感に働くようになるはずです。
 子ども達の交通安全のために、下記の『道路歩行の10のポイント』を就学前になってからではなく、今から就学までに少しずつできることから意識して身につけて欲しいです。是非、実践してみてください。
1. 慌てないように、時間に余裕を持って行動する。
2. 走らない。飛び出さない。
3. 車道にはみ出さない。
4. 道路や駐車場で遊ばない。
道路を横断する際には…
5. 信号機のある所や横断歩道など、決められた場所を横断する。
6. 横断時は手と目で合図をし、自分の存在と今から渡ることをドライバーに知らせる。
7. 信号が青になっても周囲を確認し、近くの車が止まるまでは横断しない。
8. 道を譲ってもらっても、他に危険なことがないか確認する。
9. 斜め横断をしない。
10. 止まってくれたら、ドライバーにお礼を言う。(ドライバーの気持ちにも配慮する)
これらのことを成長に合わせ安全に加え、他者にも配慮で