2月 連続ブログを小休止

 新型コロナ(オミクロン株)による登園自粛にご協力いただき感謝申し上げます。一刻も早く収束に向かうことを祈っています。しばらくの間(2~3年)は、感染者が増えたり、減ったりの繰り返しになりそうですが、感染しないように細心の注意を払って生活をお願いします。
 平成27年(2015) 3月より園長ブログ(当初はフェイスブック)を開始しました。新園舎を建設中で、その進捗状況などをお知らせするためでした。建設中は仮設教室もあり、使い勝手などが状況によって変化します。変わった理由を説明することで保護者の皆さまにも理解していただきたいと思ってのことでした。最初は園内のことのみを書いていたのですが、たまたま5月の連休中に家庭訪問のことや私の所感を書いたところとても反響があり、それ以降、休園日も感じたことなどを書かせていただいていました。1/14㈮までで6年6ヵ月連続2,423回の書き込みとなりました。この間、夏休みや冬休みなどは先生方にも協力して(それぞれの先生方の趣味趣向や考え方も知っていただきたかったので)もらいました。今後は園が開園している時は書きますが、無理をせず休園日は書ける日に書こうと思います。
 れんげ(年中)の碧葉くんのお母さんのあゆみ(連絡帳)です。

 園長ブログに陽太(小2)のことを載せていただきありがとうございました。本人はもちろん、碧葉も、家族も、いつも楽しみにブログをチェックしている祖父母も喜んでくれました。連続ブログ終わってしまうのですね(涙)。毎日楽しみにしていたので寂しくなりますが、更新された日はチェックしますね。(その時点で)2,418回とはすごい!!ブログから園の様子が分かったり、社会のことや、卒園生の活躍などを知られ、「龍の子に入園させて良かったなぁ」と思うことがたくさんありました。今までありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

 卒園生が賞を獲った時など報告に来てくれます。そして、そのことをブログに載せると、とても喜んでくれます。在園児の保護者の皆さまも、龍の子を卒園した先輩の活躍は我が子の将来と重ね合わせ、希望を持つことができると思って載せてきました。ただ園長ブログは終わる訳ではありません。園が開園している時は続けますので読んでください。
2/14は龍の子創立記念日です。今年は東京大学の遠藤利彦先生に講演していただきます。遠藤先生は「子どもの愛着形成」についての第一人者です。日本各地の幼児教育の学会などで講演したり、メディアでもひっぱりだこの時の人です。
 未就園児の保護者と話していると、ここ2~3年愛着行動が希薄な子が増えています。赤ちゃんは泣いて自分の要求を訴えるのです。親は赤ちゃんが泣くので、要求があることを知り、おっぱいをあげたり、あやしたりして関わるのです。その関りから愛情を感じ、「安心基地」を作っていくのですが、もし我が子が泣かなかったらどうでしょう。赤ちゃんが「満足」していると感じ、関わる機会が極端に減ってしまうのではないでしょうか。どんな赤ちゃんでもいっぱい関わってもらう中で愛着形成ができていくのです。
 泣かない赤ちゃんの親は「子育てって意外と楽だな」と感じます。しかし赤ちゃんは関わりが少ないので親の愛情を感じられず、次の段階のお友達を欲したり、我が家以外の場所を求めることがありません。つまり赤ちゃんから成長できないでいるのです。もっと詳しく遠藤先生の講演で聴いてください。