支援室「みちルーム」を利用して下さった大場さんよりお手紙を戴きましたので、ご紹介します。

私は今年67歳になるおばあちゃんです。今年二人目の孫を授かりました。ありがたいことだと天地に感謝して過ごす日々です。
 布おむつを使っています。母親とばあちゃんと助け合って、おむつ洗いをし、布おむつでやれるところまでやろうと相談して実行しています。一日およそ20枚のおむつを洗って干します。洗濯機に入れる前に汚れを落とすだけの手洗いだから一世代前の私の母の時代と比べたら本当に楽なはずなのに、産まれて2ヶ月を過ぎた頃より、娘と私は心身共に疲れを感じてきました。布にこだわり過ぎず、紙も適度に使用し、無理をしない子育てが大切ですね。
そんなある時、娘は2ヶ月の息子を連れて「みちルーム」に行きたいと言いました。11時頃に「みちルーム」に到着すると3組の親子がテーブルを囲んでお昼のお弁当を食べていました。
 「みちルーム」は公園のようでした。私達が入室すると3組の方は優しく会釈して下さり安心できました。まず、お部屋の中を見回り、子育て案内の掲示物を読ませて頂いていると、担当の先生方が代わる代わる、声をかけて下さいました。さわやかな緑の風が通って優しい空間を感じました。しかも公園より、もっと、ずっと安心です。
  「みちルーム」から見える園庭では、園児が楽しそうに遊んでいます。お兄ちゃんやお姉ちゃんの活躍ぶりが見えるのも「みちルーム」の良い所ですね。幼な子を連れたお母さんにとってこんな安心できる場所があるのだろうかと思いました。幼な子にとっても最適な場所でしょう。だって幼な子は自分より少し大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をするのが大好きなのですから。
 龍の子幼稚園の園児の姿は、「みちルーム」を訪れる親子にとって希望であり、憧れの未来だろうと思います。
2回目はヨガインストラクター野村先生の「ズンバ・ゴールドの日」でした。お母さんと赤ちゃんや小さいお友達の大合唱で始まりました。ヨガのポーズは、野村先生の適切なアドバイス通りに体を動かすと、私の堅くなりすぎた筋肉もほぐれていきます。先生が褒めて下さるので嬉しくなって自信が持てました。体が柔らかくなると気持ちも良くなります。立ち上がり、右に左に、前に後ろに、体が踊ります。お母さんも子どもも踊っています。腕に子どもを抱いてリズムに乗っているお母さんもいます。みんな喜びに満ち溢れています。心地良い汗を流しました。気が付くと気になっていた60肩の痛みが消えていました。なんてありがたいこと。
 「みちルーム」は子育て中の親子にとって砂漠のオアシスのようです。クタクタに疲れているお母さん達を心も体もリフレッシュさせてくれます。野村先生との時間はオアシスの中に上がった花火のようです。ドカーンと楽しく、ドカーンと蘇る。心と体に喜びとゆとりが蘇る。「みちルーム」はギューの愛に包まれている幼稚園に産まれたオアシス。子育て中の日々に、こんなさりげなくステキな時間を得ることが出来るなんて夢みたい。
座光寺先生ありがとうございます。「みちルーム」を龍の子幼稚園の中に誕生させて下さり感謝します。子育てを頑張る親・祖父母に支えの手を差し延べて下さりありがとうございました。