小6の夏

DSCF0731 プール教室で受講証を渡した後に、正夫くんの話をしています。私と正夫くんは6年生まで顔つけもできない子でした。担任の先生の特訓を受け、私は泳げるようになりましたが、正夫くんは母親が特訓を断りました。その後の彼は、泳げないことが原因でひきこもりになり、社会に適応できない人間になってしまいました。一歩間違えば、私が正夫くんになっていたかもしれません。保護者は我が子の苦しみを見るのは辛いですよね。でも我が子の将来まで見据えて、苦しみに同意共感した後、励まして苦しみを乗り越えさせてあげることが大切だとつくづく感じます。この季節になると運命を変えた小6の夏を思い出します。

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